【ゲームレポート】2017年Happyなnew yearへ!香川ファイブアローズは2016年快勝フィニッシュ。(1月1日 香川ファイブアローズ】

2016-17B.LEAGUE2部 第14節第2試合
香川ファイブアローズ 72-64 茨城ロボッツ
@高松市総合体育館 12月31(土)
(写真:山中大地 記事:上溝 真司)

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(1Q、高田はインサイドで得点)

 

香川のウリ、全員バスケットで強力外国人を擁す茨城ロボッツを打ち破った。2016年を快勝フィニッシュで見通し明るい締めくくりとなった。
第4Qまでもつれる試合に手に汗を握ったが、最後はベンチスタートメンバーが締めて逃げ切り勝ち。72-64のロースコアゲームは茨城の土俵だがこの日の香川は勝負強かった。
9勝19敗、西地区5位は変わらずだが、12月だけで6勝4敗。香川ファイブアローズとして初の月間勝ち越しとなった。

ベンチメンバーも一体となったディフェンスが1試合目で大当たりした茨城オフェンスを機能不全に陥れた。
「今日は外のシュートを良くして試合に挑めるよう準備していました。」という高田が内から外からシュートを決めると、「昨日ボールプレッシャーディフェンスでいい仕事をしてくれたので(ナヴァーロHC)」という大澤を1Q終盤から投入し、激しいディフェンスで流れを作った。
終始優勢に進めながらも突き放せない展開のまま迎えた第4Q。開始直後から5点差を追いつかれて55-55。この嫌なムードを興奮へとひっくり返したのがベンチスタートのメンバーたち。
ディフェンスでフォードのミスショットを奪うと大澤がペイントエリアでボールを受けてディフェンスを収縮させて坂井へパスアウト。フリーの坂井が3Pを難なく決めて58-55。
外国人、外国人で力押しに来る茨城を止めると、今度はサイドでの坂井から大澤へのパス交換でディフェンスを振り切って大澤が決める。60-55と優位に立った。
4分半には8点差まで伸ばしながらミスが出、一時は4点差まで詰め寄られるも、フォーブスのインサイドやフリースローでで加点。8分手前で再び8点差とし、茨城の徹底しきらないファウルゲームもあって逃げ切った。

この日最多得点は16得点の高田だった。積極的なアタックで相手のエース格リカートを外へと誘い出し、茨城ディフェンスを迷わせた。フォーブスも普段は成功率が低いフリースローラインからのミドルが決まり、茨城ディフェンスの切り崩しに一役買った。第4Qの殊勲は間違いなく要所を締めた、一度もスターティング5になっていない大澤、坂井のガードコンビ。本来得点源となってくる近や溝口が不振だったがチーム全体でカバーし、影響を感じさせなかった。
そして、根底に流れるのは誰が出ても一切手抜きなく、競うように激しくあたりに行く全員ディフェンス。それは、守りはシステムの良し悪しじゃなく、任務を全うする責任感と一歩でも前で当たるのだという気合だと言わんばかり。
ほとんどの対戦カード、サイズでは優位に立てない中、全員攻撃、全員守備の奮闘ぶりは目を見張る。これが継続できれば香川ファイブアローズの新年は明るいモノとなるに違いない。

年が明けて2017年。ウィンターブレイクとなり、選手も少し休憩し疲れを取って英気を養う。再開されるのは1月21日、22日ホーム高松市総合体育館で開催される第15節アースフレンズ東京Z戦。
15節はシーズンの折り返し点。岩手ビッグブルズ戦以来の同一カード連勝を狙う。

香 川   茨 城
19 1Q
17
18 2Q 17
16 3Q 16
19 4Q 14
72 合計 64

(香川:高田 16得点、タプスコット 15得点10リバウンド、フォーブス 11得点 )

(茨城:リカート 24得点11リバウンド、眞庭 10得点4アシスト、前田 9得点 )

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