【プレビュー】12月30日、31日B2第14節 香川ファイブアローズ VS 茨城ロボッツ戦のここに注目!(12月30日 香川ファイブアローズ)

2016-17 B2 LEAGUE 第14節
香川ファイブアローズ VS 茨城ロボッツ
12月30日(金) 18時 ティップオフ
12月31日(土) 13時 ティップオフ
@高松市総合体育館

信州への遠征試合を1勝1敗。なかなか借金を減らせない香川ファイブアローズだが、現在8勝18敗で西地区5位、4位愛媛との差は2まで縮まった。
この2016年最後の最後となる12月30日、31日。
何としても借金一桁で新年を迎えたいファイブアローズが高松市総合体育館に迎えるのは茨城ロボッツだ。
茨城は東地区5位のチームだが、12勝14敗と成績は悪くない。
現在B2ポイントリーダーのリカートを軸に強力な外国籍選手3人を擁し、リーグ屈指の破壊力をもつ。一方、14敗中9つが節2戦目となっている原因は年齢30台がズラリと並ぶラインナップで、ベテラン偏重。反発力に欠ける傾向がある。
勝敗のポイントを整理する。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

2016年最後の試合、ここに燃えていないはずがないのが主将の徳永。
この試合に向けての小学校訪問でカッコいいバスケットプレイヤーとして尊敬を集めていた徳永は、数多くの子供へ勝利を約束し、また数多くの子供と試合へくる約束を取り付けた。
青森戦、信州戦の4試合では平均5.5アシストと絶好調。得意のディフェンスではスティールが39に及び、茨城全体(120)の1/3に近い。昨日12月29日はバースデーで30歳を迎えたばかりでもある。
子供たちとの約束を守るべく、攻守に活躍してくれるに違いない。
暴れっぷりが顕著になってきたのはニカ・ウィリアムズ。12月に開催された8試合中6試合で10得点をクリア。何よりハッスルプレーはチームへ勇気を与えている。

〇茨城ロボッツはこんなチーム

何といっても超強力外国籍選手3人衆がスゴイ。
センターのリック・リカートは平均20得点近く挙げ、リバウンドも10本以上アシストもチーム最多と茨城の攻守全てにおいて大黒柱となる。ジャーフロー・ラーカイ、ゼイビア・フォードも身長が高く1試合主力で出られれば10得点以上は確実に取ってくる地力がある。
また、3P成功率がB2全チームトップ(36.6%)でもある。中心は188センチのフォワード前田陽介で、成功率は45%越え、昨季までの成績(30%前後)からは考えられないくらい大成長を遂げている。
米澤翼は昨年、高松ファイブアローズの主将を務めた選手。守備に定評があるが、出場時間は減少傾向。3年を過ごした香川の地で活躍を目指す。

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茨城が外国籍選手を中心に破壊力あるオフェンス力を持ちながら勝利が伸びていかないのはディフェンス力の低さにある。リーグ最下位のスティール、リカートを抱えながらリバウンドでは9位と中の中で数字に出てくる部分だけでも良いとは言えず。数字に出ない部分でもインサイド、アウトサイドと速くボールが回った時は、特にディフェンスの連動性が悪い傾向がある。
ファイブアローズはハイテンポな走り合いに持ち込んで、茨城ベテラン勢を機能不全に追い込みたい。スローで確実性重視な茨城から主導権を奪い続けることが勝利への近道となる。30日の試合で相手を疲れさせつつ勝つことができれば、連勝も難しいとは思わない。

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