【ゲームレポート】岸本、気迫のストレートで復活!愛媛を降し、香川OG連敗脱出。(5月3日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus前期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第13戦
香川オリーブガイナーズ 2-1 愛媛マンダリンパイレーツ
@レクザムスタジアム 5月2日(月)

PHアップ用OG

最後のバッターをこの日最速の147キロのストレートで三振を決めた岸本はぐっと深く右コブシを握りこんだ。
香川オリーブガイナーズにとって4月15日以来8戦ぶりの勝利は守護神岸本の復活を予感させる火消しによってもたらされた。

この日先発の香川エドワーズ、愛媛の伴は共にコントロールがよく、それぞれの持ち味を発揮。5回にランナー2人を出したエドワーズだが、三振で危機回避。
8回までゼロ行進。
8回表、疲れの見えるエドワーズが四球2つで無死一、二塁のピンチを作って太田へスイッチ。
太田は3連戦3連投で昨日も3イニングスを投げている。
バントとヒットで1失点してしまうが、サードライナーのダブルプレ⊸で最少失点にしのぐ。

裏の攻撃。加藤がセンター右へのヒットで勇敢にも2進決行。これがセーフとなって無死二塁。湊がバントをファウルにし西田監督から叱責を受けるが、何が幸いするかわからない。伴のワイルドピッチで三進、さらに湊は四球を選ぶ。やはり、エドワーズ同様限界に来ていた伴。
さらにワイルドピッチで加藤が生還。IMG_2800

続く古川はバント失敗でランナーを進められず、チャンスをつぶしたかに見えたが、高島が今度こそバントを決め、9番沢坂のタイムリーへつなげた。
「湊がバントできなくて、叱ったんですけれども。しっかりバントしてね、最後しびれる場面で沢坂が良く打った。」という指揮官の執念のベンチワークが得点を生んだ。

逆転!!

9回、伊藤コーチが、「連戦で連投なので、太田、岸本はなるべく温存したかった。9回は本当は頭から岸本だったんだけれど。」という思いの元、送り出した回またぎの太田はヒット、四球二つで無死満塁を作ってしまう。
1点も許されない場面で登板した岸本は「そういう場面で燃えるんでやってやると思いました。」と不敵。
愛媛6番高井にスライダーで勝負、イメージ通りのホームゲッツーで2死二、三塁。7番古川にはすべてストレート勝負。ファウルもバットの上っ面。完全に立場は逆転した。
最後の渾身のストレートは捕手高島のミットに糸を引くように吸い込まれる。三振!
背水の陣に身を置くことで、救援失敗に悩める中日期待の若手派遣選手に思い切りのいいストレートがよみがえった。
打線も気持ちよく得点がとれたわけではないが、8回、加藤の積極走塁、徹底したバントなど、7連敗中「1点を取る」ための野球へのこだわりはようやく形になりかけてきている。
スキのない野球を目指すことで、新人が多くぼやけ気味であったプロ意識が輪郭を持ち始めた。これを目に見える形にできれば強いガイナーズが戻ってくるはずだ。

雨天代替試合が1試合増えてGWの11連戦は残り7試合。まずは7に膨れ上がった借金返済へ、この勝利をガイナーズの5月攻勢の切っ掛けにする。

 

西田監督:
エドワーズが7回までゲームメイクして、太田も8回最少失点でしっかり押さえて。(八回は)湊がバントできなくて、叱ったんですけれども。しっかりバントしてね、最後しびれる場面で沢坂が良く打った。久しぶりにベンチワークできる試合ができた。岸本が(よく抑えて)いい経験をしているね。

宗雪主将:
先制点が取れなくて厳しい展開だったんですけれど、エドワーズがしっかり投げてくれて5回チャンスをつぶした後も、6回のピンチをしのいでくれて。ミスはあったけれど勝つことができたのはよかった。

(負けていた原因について)
当たり前のことがちゃんとできないというか。監督の出す指示、サインであるとか、バントであるとか、エンドランであるとか。今日も。
ヒットを打つ、ホームランを打つという技術的な部分ももちろんちゃんとしていかないといけないんですが、だれでもできることを当たり前にやり遂げることができていれば、今日のようにワイルドピッチやエラー、ミスでも点は入ってくると思うので。

太田投手:
チームメイトに感謝です。正直、エドワーズの作った場面でしたけれども、もっとできたと思うし、無失点で行けたと思う。最少失点で済んだのでそれはよかったんですけれど。
9回はスライダーで攻めたんですが、スピードボールを見せる場面もあったと思うんですけれどそこでストレートを使えない自信のなさがでてしまった。ストレートを使えなかったのは課題です。
最後は岸本。岸本は神様です。

(3連投はしんどかった?)
昨日3回投げたといえど、マウンドがあるなら仕事をするのが当然。それができなくてプロ野球には上がれないと思います。

岸本投手:
ランナー出たら行くぞと言われていたので、キャッチボールをして、準備はしていました。(ノーアウト満塁での登板について)自分の中では持って来いというか、そういう場面で燃えるんでやってやると思いました。最高のゲッツーをイメージしていたのでそれができてよかった。
今日のブルペンでストレートがすごくいい感覚だったので、そのままのイメージでマウンドに立てました。最後の球は若干高かったんですけれども、大目に見て。
こっちに来てから、点を取られて押さえてが続いていて、こういう大事なシーンで投げさせてもらえて(変われる)いいきっかけになると思います。

香川OG VS 愛媛MP 2016年度前期リーグ4回戦 香川 1勝3敗 前期通算 3勝10敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
愛媛MP 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 4 1
香川OG 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 0

勝投手:太田 2勝(香川)
セーブ:岸本 2敗2S(香川)
負投手:伴 1勝2敗(愛媛)

(記事:上溝 真司)

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