【ニュース】ミス、ミス、ミスに庄司ＡＣ激怒。進まぬチーム改革。（３月２０日　高松ファイブアローズ）

ターキッシュエアラインズbjリーグ2015-2016 Regular season　第２３節第１試合

金沢武士団　８２－６５　高松ファイブアローズ

＠ジップアリーナ岡山（岡山市）　３月１９日（土）

この日17本に及んだターンオーバー。せっかくリバウンドでポゼッションを奪ってもチャンスをものにできない展開にイライラは募る。
４Ｑにそれはついに爆発。ターンオーバーを犯し、なお審判へ不満をぶつける鈴木を下げ、タイムアウト後の大事な1プレーでスローインを2回続けて上手くできなかった上にターンオーバーを喫した貝沼を下げ、勝負所でポイントゲッターとしての働きをできないウィリアムズを下げ、コート内にボール運びをする選手が一人もいない状況に。
対戦相手が第4Ｑにギアを上げてくるのはいつものことで、そのいつものことにいつまでも対応できずに慌ててゲームを失う様に庄司ＡＣは怒り、ついに匙を投げた。

選手達に、ほかの選手が上手くやってくれないから、指導者が指示を出さないからなど人のせいにしているところがないだろうか？
例えば４Ｑの点差が開き始めたどこかの段階で、ポゼッションを奪い返すためにスローインへプレッシャーを掛けるなどは選手主導で「行くぞ」の掛け声があっていいはずだ。
他のチームが勝負を決める為にやっていることを、追いつかねばならない側がやっていない。勝利の女神は意志の強い者を選ぶ。勝利への意志が見える、伝わるくらい溢れていなくてどうして試合をモノにすることができるだろうか？
練習もしかり、準備もしかり、試合への気持ちの込め方もしかり、できることはすべてやりつくしたというところが見たい。

（記事：上溝　真司）