【プレビュー】3月20日 ザスパクサツ群馬VSカマタマーレ讃岐 ここに注目!(3月19日 カマタマーレ讃岐)

2016明治安田生命J2 LEAGUE 第4節
ザスパクサツ群馬 VS カマタマーレ讃岐
3月20日(日)14時キックオフ @正田醤油スタジアム群馬

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3試合を終えて、2勝1分け。スタートダッシュに成功したカマタマーレ讃岐。
旺盛な讃岐の勢いはV・ファーレン長崎戦前半0-2と2点のビハインドも跳ね除けた。
2失点の内容が良かったとは言えず、課題は突き付けられたが勝点を稼ぎながら修正へ取り組めるのは選手の頑張りのおかげだ。
今週はザスパクサツ群馬と対戦する。群馬も2連勝のあと1敗。1敗も1位C大阪をアウェーで0-1のゲームとくれば、好調といえそう。
ともに勝てば他会場の結果次第では首位もあり得る、3位讃岐と4位群馬の対決、結末やいかに?

〇讃岐のここに注目!
0-2からの1点目を決めたのは仲間隼斗。相手ディフェンスより先に蹴り上げたボールがループシュートになって3試合連続弾を決めた。
チームで屈指の技術に今季前への推進力が高まり、一気に得点の匂いのする選手になってきた。3ゴールは得点ランキング1位。このまま仲間が記録を伸ばすことができるか、はチームの勢いに直結する。
一方、守備に若干の不安を見せた讃岐。サイドを縦に早く使う攻撃にセンターバックは難しい対応を迫られた。
サイドバックはここまで3試合すべて違う組み合わせ。開幕スタメン砂森和也のケガも影響はあるが、個々に広いエリアを動く機動守備が讃岐の生命線。北野監督の手腕のほどはサイドバック起用に見えてくる。

〇ザスパクサツ群馬はこんなチーム
昨年18位と低迷した原因は56失点した守備。GK2枚を放出して刷新。さらに4バックは川岸祐輔が昨年わずかに4試合出たばかりでそれ以外の選手は昨年群馬の選手としてスタジアムの芝を踏んでいない。
これをまとめ挙げ、3試合で2失点と結果につなげている服部監督は見事としか言いようがない。
攻撃面ではここまで2ゴール2アシストの大卒新人、瀬川祐輔が好調。切れ込んでよし突破してよしのドリブルと正確なクロスは脅威。
あとは、ブラジル人のFWボカ、MFチアゴ、マテウスの3人がここまで未出場。攻撃力の高い選手との触れ込みで、ベンチ入りしているようなら警戒が必要かもしれない。

守備だけにとどまらず、選手を大幅に入れ替えており、そのカンフル効果が+に作用している群馬。全員攻撃全員守備のモチベーションは高い。
基本線は守る讃岐、攻める群馬になると予想されるが、新加入が多く細かなチューニングまで詰め切れていなければ群馬も長崎同様割り切った戦い方をする可能性はある。
守りでは瀬川の入る右サイドMFの対面、左サイドDFが主戦場になる。ここに起用される選手が讃岐で最も機動守備に優れる選手といえそうだ。

(記事:上溝 真司)

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