【プレビュー】11月1日・2日 香川アイスフェローズ、西日本選抜アイスホッケー大会 展望

今季初戦を迎える香川アイスフェローズ。
まずは、日本一を目指す以上負けてはいけない西日本での戦いが11月1日、2日にかけて開催される。

開催日時:
11月1日(土)
第1試合 18:30~20:00 岡山ブルーサンダー vs 香川アイスフェローズ
第2試合 20:30~22:00 米子アイスホッケークラブ vs 愛媛アイスホッケー クラブ
3位決定戦 22:30~24:00 第1試合、第2試合の敗者
11月2日(日)
決勝戦 8:00~9:30 第1試合、第2試合の勝者

順調にいけば、1日18時半からの試合で勝利、2日8時からの決勝で優勝を目指す。

ここでの戦いは、まず今年の戦力がどのように動くか?に注目してほしい。
まずは新戦力の人里選手。チェックも貪欲に行き、フェイスオフでも粘りのある、積極的に仕掛けるタイプのセンタープレイヤー。練習ではエースウイング大日向選手、黒岩選手と組んで動きのチェックを行っており、1stセットでの起用が濃厚だ。
第2セットは畑中選手、袖山選手、前田選手と俊足のプレイヤーで揃え、昨年の1stセットの大日向選手に替えて進境著しい前田選手が加わっているセット。3人とも1本のパスで裏を取るカウンターが繰り出せる選手で意外性のある攻撃が見れそう。
FWは1・2セットともに得点が期待できるセットが組めたといえる。
プレイングコーチとなった今選手はFWとして起用される辻選手、最若手の池内選手の地元2選手とともに3セット目起用が濃厚。試合のポイントやパワープレー、キルプレーでフレキシブルに起用される模様。

DFでは、斎藤選手、林選手が抜け、アシスタントキャプテン宇正選手が大黒柱。稲葉洋選手、手術で休養からの復帰を稲葉惇選手がどこまで宇正選手に掛かる重圧を分担できるかがカギ。シュートにパワーのある石井選手は一番体格に優れたDFなので、守備面で相手を威圧するような存在感ある活躍を期待したい。

昨年から抜けた戦力は、北側(雄)選手、斎藤選手、林選手、佐々木選手。FWに関してはチームに慣れ、上積みが期待できる前田選手、袖山選手、黒岩選手がおり、例年同様の陣容がそろった。
不安があるとすれば、枚数的にも手薄になったDFだろう。ケガの多いスポーツだけに主力に負傷者がでると緊急事態になる。
ポイントはケガで休養する前、確かな成長曲線を描いていた稲葉惇選手の出来。国体前にケガする前の状態まで快復していれば、チームも不安なく戦える。

今年はJ-ICEウエスト10連覇に挑む香川だが、大阪、京都が年々力をつけてきており、差は少なくなった。

香川アイスフェローズは1月17日・18日ホームで開催されるJアイス・ウエストでの10連覇、そして国体、日本アイスホッケー連盟会長杯、(Jアイス・ウエスト10連覇で出場できる)Jアイス・プレーオフの優勝を目指す。
ホームでの最初の試合、ぜひ皆さんに見て頂きたい。

(記事:上溝真司)

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