【プレビュー】12月12日、12月13日 秋田ノーザンハピネッツVS高松ファイブアローズ ここに注目!(12月12日 高松ファイブアローズ)
ターキッシュエアラインズbjリーグ2015-2016 Regular season 第11節
秋田ノーザンハピネッツVS高松ファイブアローズ
12月12日(土) 18時ティップオフ
12月13日(日) 14時ティップオフ
@大館市樹海体育館

インターカンファレンス戦の最初、青森との対戦に連敗し、連敗は5にのびた。
一方で米澤が復帰。そのキャプテンシーでチームを引き締め、少し明るい兆しが見えた。鈴木、ウィリアムズが主体となって速いテンポの攻撃が見られ、青森を慌てさせるところまでは行った。
だが、まだまだよくなったといえる状態ではない。この萌芽を大きく豊かにできるかどうかは選手とスタッフの努力次第だ。
今週はイースタン3位の秋田ノーザンハピネッツとアウェーで対戦する。新規参入以来5年間プレーオフを逃したことがなく、昨年は準優勝。悲願の優勝を目指し今年も強いチームを作り上げている。
〇高松のここに注目!
やはり米澤はこのチームのキーマンだ、ということをはっきり示した。
もはや代名詞のディフェンスでのハードワーク。その出来のよさももちろんだが、守備からバスケットをするのだという昨年までの高松の戦いを思い出させ、ほかの選手に勇気を復活させたことは値千金の働きだった。
思えば故障した大分・愛媛戦以降、勝ったのは福岡(終了間際の逆転)、そして1試合当たり相手より約29点も少ない最下位広島から(OTにもつれてやっと勝利)の2つに過ぎない。
巻き返しはこの男なしではありえない。秋田相手にそのディフェンスをさく裂させ、開幕当初の勢いをもってきたい。
〇秋田ノーザンハピネッツというチーム
触れないわけには行かないであろう、前高松ヘッドコーチ前田顕蔵。今は秋田でアシスタントコーチを担う。秋田でも高松で培った、スカウティングを基に相手の嫌がることをする、試合をブツ切りにして小さなセクションでの優位を積み重ねて試合を組み立てるという「弱者の兵法」スタイルは反映されていて、秋田の戦い方に多様性を与えているようだ。
なんと、この週1試合目は長谷川ヘッドコーチが出場停止。前田が代行としてタクトを握る。
思いもよらない早い時期にHC前田顕蔵が率いるチームと対戦することになった。
外国籍選手はともかく、欠点や癖を知り尽くされている日本人選手たちは非常にやり難いだろう。
選手についても触れておく。柱はボールハンドリングに優れ、2P、3P自在に得点がとれて、リバウンドも強い、そして、ファウルトラブルはほぼ皆無、安定して30分はレベルの高いプレーができる優秀なリチャード・ロビー。
マークを集中させても周りを使える冷静さを持ち合わせているので、なんとかしてペースを狂わせなければいい様にやられる。
チーム全体で36パーセント以上と、もはやお家芸ともいえるロングシュートは田口 成浩を中心に強力な布陣。それらを、モリソン、ターナーのゴール下が支える。
秋田に隙は少ない。方やチーム再建中の高松、はっきり言って勝てたら幸運。
「幸運は強い意志を好む。」ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智さんの言葉だ。強い意志をもって正しい努力を積むことができていれば、たった1週でも”変わる”ことは不可能ではない。
(記事:上溝 真司)
