【レポート】ドラフト直前！香川オリーブガイナーズの選手はどの程度注目をされているか？（１０月２１日 香川オリーブガイナーズ）
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンＤ（以後、ドラフト）開催は、明日２２日。香川オリーブガイナーズの選手ももちろんこの日、名前を呼ばれるために野球をしている。
９年連続でドラフト指名選手を輩出している（育成含む）香川オリーブガイナーズだが今季も指名有力の選手がそろった。
新聞や雑誌にも様々に情報が掲載されている。これらを読んで今年のドラフト会議を楽しんでみてはいかがだろう。
松本直晃（まつもとなおあき） 投手
野手に比べ需要が多い投手。どこのチームもいい投手はいくらでも欲しい。
香川の投手からは松本直晃。
１４５～９キロの球を常時投げられ、カーブ、スライダー、フォーク、ツーシームを操る。
コントロールがよく、四球で自滅はほとんどない。
性格的にもピンチでも動揺より闘志を見せるタイプで、独立リーグ出身選手最大の売り、「ハングリーさ」も持ち合わせている。
硬式の投手としては１年目で変化球などはまだまだ伸びしろもあり、その辺り込みで独立リーグＮｏ１評価となりそう。
環太平洋大学時代は野手、又吉と同期、亀澤（ともに中日）の後輩だった。
2015年成績 41登板 4勝1敗6S 防御率1.00(2位)
新聞：
スポーツ報知：【中日】四国ＩＬの異色右腕・松本直晃をリストアップ（９月１日）
【西武】本田に続き香川も…。元介護員右腕、四国ＩＬ・松本の指名検討（１０月１９日）
雑誌：
週刊ベースボール10月26日号
週刊ベースボール別冊ドラフト候補名鑑2015（ＩＬ特集ページ）
ホームラン 11月号
野球太郎No.016 2015ドラフト直前大特集号
週刊現代10月31日号
ネット記事：
４ＳＰＯ：【ロングインタビュー】投手１年生 松本直晃 背番号11「投手の練習って、何をやっていいのか、まだわからないんですよ。」(香川オリーブガイナーズ) 4月10日
独立リーグドットコム：第44回 松本 直晃投手（香川オリーブガイナーズ）vol.2「野球を続けさせてくれた『2つの出来事』」4月17日
大木貴将（おおきたかまさ） 内野手/外野手
野手の1番手評価は香川オリーブガイナーズのリードオフマン大木貴将。
四国ＩＬ史上、打率、盗塁で２冠を達成した唯一の選手で、史上最高の打者の一人。
今年の1シーズンを通して不調といえる時期がなかったのは四国ＩＬすべての選手の中で大木くらい。試合が連続する時期もばてることなく、打ち、そして走りまくった。
外野守備、内野守備ともに安定しており（失策４）守備範囲も広く、代走、守備固めから１軍のベンチを勝ち取った三輪（ヤクルト）を追える多才さを持つ。角中（ロッテ・元高知）、亀澤の活躍もあって、独立リーグ野手の評価も上昇中で、加入するチーム次第では１年目から飛躍もありうる。
2015年成績 打率.327（1位） 盗塁43（1位） 三振率10.78
雑誌：
週刊ベースボール10月26日号
週刊ベースボール別冊 ドラフト候補名鑑2015（ＩＬ特集ページ）
ホームラン 11月号
野球太郎No.016 2015ドラフト直前大特集号
松澤裕介（まつざわゆうすけ） 外野手
左利きの左打ちで、ホームランが打てるパンチ力のあるバッター。
北米遠征から帰った8月に大暴れし、9月に急降下と波があった。
しっかり軸回転できているときのフルスイングは空振りも綺麗。撮影した写真は昔、「安打製造機」と呼ばれた榎本喜八氏（故人・毎日他）のものと被る、などといったら言い過ぎか。
好調時のスイングが取り戻せれば広角に強烈なライナーが打てて穴は少なく、ＮＰＢで打席をもらえる選手になれるセンスはある。
2015年成績 打率.275（10位） 本塁打10（2位） 打点43（1位）
雑誌：
週刊ベースボール別冊 ドラフト候補名鑑2015（ＩＬ特集ページ）
ホームラン 11月号
野球太郎No.016 2015ドラフト直前大特集号
赤松幸輔（あかまつこうすけ） 捕手/内野手
北米遠征前に素晴らしい好調期を迎え、すわ三冠王誕生か？と思われるほどだったが、帰ってきて成績は伸び悩んだ。
マークされるようになって前期と配球が変わり、変化球攻めに苦しんだ。
反面、二塁への送球、リードといった捕手の基礎能力は開幕時と比べ大きな成長があった。
打てる捕手としての最大期待値は大きい。プロ捕手コーチの指導を受けられれば変わる可能性のある選手である。
2015年成績 打率.276（8位） 本塁打9（3位） 打点37（2位）
雑誌：
週刊ベースボール別冊 ドラフト候補名鑑2015（ＩＬ特集ページ）
ホームラン 11月号