【ニュース・インタビュー】北米遠征13試合終了、苦戦が続く中でなぜ?~松澤選手、絶好調の理由(わけ)(6月25日)

(写真提供:香川オリーブガイナーズ、メープル農園見学中の松澤選手)
四国アイランドリーグplus ALL STARSの北米遠征は13/17を終え、終盤戦に入った。25日(現地24日)に行われた第13戦VSトロワ・リヴィエール3回戦では先発した正田投手(愛媛)が5回2失点とまずまずだったが打線の援護なく、7回3番手として登板した竹田投手が2四球に暴投と制球がままならずに失点を重ねてしまう。一方打線はいいところなく5安打1得点に抑え込まれ、ファイナルスコア1-6で敗れた。これで5割で終えた最初の2カード(ニュージャージー、サセックスカウンティ)以降は1勝6敗と苦戦が続いている。
そんなチームの中で全試合先発出場、昨日まで8試合連続安打、チーム最多安打&最高打率、最多打点と絶好調なのが、香川オリーブガイナーズの「ヤングボーイ」ユースケ・マツザワだ。
試合を終えた後の松澤選手になぜ北米でも日本と変わらず打てるのか?を聞いた。
-体調は?
体も気持ちも絶好調です!
-今日の試合はどうだった。
正田さんが先発でゲームを作ってくれたんですけれど、ずっと課題のあと一本がでないという試合でした。相手(トロワ・リヴィエール)のミスもあったがつけ込めなかったですね。
今までもヒットは出ているんだけれども勝ちきれない。
個人的には4打数0安打だけど一打席目にいい当たりのセンターフライがでて悪い感じじゃなかった。中島監督は北米へ来てバントをよくするので、3打席目一死一塁でヒッティングのサインだったときは信用してくれているんだと強く感じました。だからゲッツー(ダブルプレー)を打って悔しかった。
-打率、安打数、打点がチームトップです。
こっち(北米)へきて三つ課題をもって打席に立っています。
一つがフルスイングをする、自分の形で強いスイングをすることです。外野から見ていてこっちのリーグの選手は個性的だけど皆自分の形で打っているのがよくわかる。それを見て間違ってなかったと思った。
二つ目は得点圏で内容のあるバッティングをすること。前期リーグ最後の方で自分のなかで得点圏でいい打席が少なかった。もっと打点をとれるようにと。
三つ目は一打席目の入り方。情報が少ない中で一打席目から思い切っていけるかどうか。一打席目が良かったら余裕ができて、三打席、四打席のなかでバッティングに取り組めるので。
こちらのピッチャーはテンポや球の質が(日本と)ちがう。力があるし、きれいなまっすぐじゃない。自分のスイングができ、(向こうのテンポや球の変化に)合わせようとしていないのがいい結果になっていると思う。
-およそ二週間が経ちます。チーム内で疲れやストレスはどうですか?
宿泊先は二か所目(サセックスカウンティ)は大変だったんですが、昨日(トロワ・リヴィエール)はすごく豪華でした。枕とかふかふかで持って帰りたいくらい(笑)。
ただ、食べ物はみんな苦労してますね。全体的に重たいというか。朝から油がキツイ、塩味キツイ、野菜にどうしてこう味付けするんだと驚くし、中には食が減っている選手もいます。宿舎の前にファーストフード(マ〇ドナルド)があったときはみんな行ってました。マク〇ナルドの方がまだましっていう。
自分は食べなかったら力が出ないと思うのでしっかり食べるようにしています。
昨日は初めてお米が出たんです!!みんなすごいがっついて食べてました。日本食が恋しいです。
-残り四試合となりました。何か目標をあげるなら。
ホームランを一本打ちたいですね。まだチームで一本もでていないので。
こっちへ来て感じるのは日本人はなめられてるなと。僕らクリーンナップ(三番~五番の主軸)なのに相手の外野手がすごい前へ出てくる。まるで下位打線扱いなんですよね。
それが(活躍で)最近は後ろへ下がるようになてきった。認められた感じがして気分がよかったですね。
ホームランを打って(対戦相手や観客に)「なんだあのヤングボーイは!」と言わせみたいです!
打撃内容の絶好調さもあってか、インタビュー中も明るく、自分のやるべきことが整理できている様子の松澤選手。この明るさはチームをいい方向へ導くのではと予感させる。
残り四試合、どこかで、いや、すべての試合でネット中継のアナウンサーから「なんだ!あのヤングボーイは!」という驚きの実況が聞けるに違いない。
カナディアン・アメリカン・アソシエーション・オブ・プロフェッショナル・ベースボール(通称:キャンナムリーグ)公式HP
(記事:上溝 真司)
