【ゲームレポート】田村の20球!完璧リリーフがチームを救う。ガイナーズ首位愛媛を1ゲーム差追走(5月1日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus 2015 香川オリーブガイナーズ第12戦
香川オリーブガイナーズ10-4高知ファイティングドッグス
@レクザムスタジアム

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6-4の2点差6回無死1、3塁、一打同点のピンチでマウンドに上がった田村投手はいつも通りのルーティンで準備投球を済ませ高知の代打基村に対峙する。
2球目のスクイズもファウルで躱し、6球目はピッチャーゴロ。三塁ランナーは飛び込めるタイミングなく1塁でアウト、1死2、3塁。
次のバッターは一番根津。3ボール2ストライクで投じた6球めはまたもピッチャー田村へのゴロ。三塁走者突入に迷いなくキャッチャー有山へトス。
有山選手のブロックはホームベースを死守し間一髪アウト、2死1、3塁。
そして対する高知2番山下。慎重なピッチングでまたしても3ボール2ストライク。ファウルで2球粘られての8球目、高めに投じたストレートに山下のバットは空を切る。「ストライクアーウッ!」スタジアムDJの声にスタンドの歓声が呼応する。
「fire man(消防士)」野球の火消し役をよくこう称するが、今日の田村投手の活躍はその上をいく「Hyper rescue(特別高度救助隊)」!まさにチームの命運を救った。
「本人は調子はあまり良くない」という中でも防御率は0.55と、中継ぎ経験に裏打ちされた矜持を感じさせる。

打線は原田選手、松澤選手のタイムリーで1回に3点、2回には高知先発平良の乱調に乗じて大木選手の犠飛、甲斐選手の2点二塁打で先発川崎投手を援護。
その後もヒットを重ね、計9安打10点を奪った。
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(この日3安打、3打点の大木選手。2回レフトへ犠飛を放つ)

首位愛媛は、この日も元NPB、甲子園優勝投手の正田が圧倒的なピッチングで完封勝利し、ゲーム差は変わらず。前期リーグは愛媛・香川のマッチレースの様相を見せてきている。
今日2日からは、その首位愛媛との直接対決2連戦だ。

西田監督コメント:
高知も愛媛に2連勝して(好調で)。
6回、ノーアウトで田村がいい投球をしてくれて、それに尽きるでしょうね。序盤はうちのペースだったんですけれども、得点を取れるときに取っておかないと。(3ランを打った)台湾の蒋もいいバッターですから。
今から連戦続きますから、できるだけ先発が長いイニングを投げてもらう、今日も川崎が5イニングを投げて、「もう一イニング行かせて」ということで(6回もマウンドへ)。ただ、球数が多いのでね。もう少し球数を少な目に投げないと。
(1,2番が快調)
イイですよ、大木。甲斐も2番らしくいやらしいし。(大木の)出塁率が上がってくるとエンドランもバントもできますし。いいね、ショートというポジションでよくつなぎもできている。

中川のケガが長引いているので、中本であったりカークランドもそう、赤松とか松澤とかもずっといいわけじゃないんで。(期待して)使っているので、上がってくればね。

伊藤コーチ:
(川崎の6回志願登板について)
志願登板は、結果はああ(6回0/3で降板)だったんですけれど、本人の気持ちをかって行かせました。言ってくれたのはすごく有難いし、(その姿勢が)うれしい。
ただ、ボール球が多く受け身のピッチングが目立った。6回も真っすぐがあつまった(結果打たれた)。キャッチャーとのコミュニケーションをもっととってほしいね。

田村投手:
ああいう場面で出て行っても、自分のピッチングをするだけだと思っているので、緊張することもなく、落ち着いて投げることができました。ああいう場面で投げさせてもらえるのにやりがいを感じてます。
(今季)まっすぐはぜんぜん走っていなくて、調子自体はあまりよくないんですけれど、昨年1年間で調子が悪いなりに投げられるよう、学んだことが活かせている。
今は投げ方を模索しながらです。でもしっかり結果も出していかないと。

チーム             点 H E
高知FD  003001000   4 9 1
香川OG 33000103X  10 9 1

勝投手:川崎(香川) 3勝1敗
負投手:平良(高知) 3敗
本塁打:蒋 4号(高知)

(記事:上溝 真司)

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