【インタビュー】12月8日・9日2018-19・B2リーグ11節香川ファイブアローズVS熊本ヴォルターズ試合前HCコメント(12月8日 香川ファイブアローズ)

香川ファイブアローズは10節を終えて6勝12敗は西地区4位。B2リーグではシーズン前に危惧されていた上下格差は拡大の一途をたどっている。勝率6割以上が7チーム、勝率4割未満が8チーム、4割・5割台のチームはわずか3にとどまる。
西地区はこれも過去2季と同じく上位と下位が大きく離れる傾向となっており、上位争う広島、熊本、島根と香川、愛媛、奈良によるサバイバルの図式。
12月のファイブアローズは今週の熊本戦を皮切りに、愛媛、島根、奈良と広島を除く西地区すべてと対戦がある。ようやくレジーら負傷組の回復がみえ、大澤の負傷時に手薄さが際立ったガードに大橋 聖也(特別指定選手・12月7日発表)を加え、戦力をアップデート。衛藤HCはこの一カ月を「これからを占う試金石」と捉える。

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ー大澤、レジー、高田の故障状態を

シーズン中に完治することはないと思うので、このまま頑張ってもらいたい。大澤、レジーは計算できる状態には十分に戻ってきた。
高田はプレータイムを制限した中でやっていくしかないと思っています。高比良とか木村であったりオフェンス志向の子が多いので、堀川に4ポジ(PF)、守備でバランスを取ってもらう形にしています。

ー今のチーム状態について

正直難しいです。いかんせん、メンバーがそろっていなかったので。いま足りていないのは球際。ポゼッションが、ルーズボール1本取れるか取れないかで大きい差があるので、そこを何とかしていかないと。
あとはトランジション、リーグ一トランジションで得点が少なくて、リーグ一トランジションで失点が多い。走られるし、走れない。
ここまでは故障者ばかりで何かを仕掛けるって話じゃなかったですけど、ようやくメンバーがそろって、この1か月は試金石になると思います。ここで勝てたら波にのれるんとちがうかと。

ー新加入の大橋 聖也は

ディフェンスのタイトさにまだついていけていないですね。オフェンスはいいもの持っているので慣れてくれば。1か月くらいかかるかなとは思いますが頭角表してくると思います。外へパスが飛ばせるので、ウッドベリーと相性がいい。高校、大学ではSGをやらされていましたけど基本PGをやりたい選手。面白いと思います。

ー熊本の印象は

今季特別何かが変わったとは思わないですね。タプスコットも印象は同じ。古野のゲームメイク、そこをどうするか?ただ、最近加わったスコット・モリソンは嫌な選手やなというところはあります。
あとは、困ったときに俊野が出てくるとこが違いですかね。ディフェンス面ではチームディフェンスが大事じゃないわけではないけど、個の力、まず一人一人が目の前のやつに負けないようにやってもらわないと困るということ。

ー勝つために必要なものは?

安部、木村、高比良にハッスルしてもらうこと。熊本の弱点はSG、SF。高比良は未知数ですし、どんどんやっていってもらいたいです。

 

 

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