【ゲームレポート】 木島徹也の「必殺パス」契機に 原2得点+今季初3ゴール&連勝! 2018明治安田生命J2リーグ第21節(7月1日 カマタマーレ讃岐)

2018630日(土)2018明治安田生命J2リーグ第21
カマタマーレ讃岐3-1(前半2-1)東京ヴェルディ
得点:讃岐:原 一樹2(前半21分・後半18分)・永田 亮太(前半28分)、東京V:林 陵平 (前半3分)
Pikaraスタジアム 18:03K.O
(記事:寺下友徳)

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(前半21分にFW原 一樹の同点ゴールをアシストし、逆転勝利を呼び込んだカマタマーレ讃岐FW木島 徹也)

6月30日(土)・2018明治安田生命J2リーグも折り返しの第21節。前節、ファジアーノ岡山との「瀬戸大橋開通30周年記念・瀬戸大橋ダービー」ではMF佐々木 匠のファインゴールにより、10試合ぶりの勝利と21位浮上を成し遂げたカマタマーレ讃岐は、ホーム・Pikaraスタジアムで、6月27日にファジアーノ岡山とアウェイで戦った再開試合で1対0で逃げ切り、22チーム中6位にまで順位を上げてきた東京ヴェルディとの一戦に臨んだ。

試合はキックオフ早々に動く。前半3分、東京ヴェルディはFW佐藤 優平からの縦パスを受けたFW林 陵平がドリブルでペナルティーエリアに侵入しフリーに近い形で左足シュート。「毎節が決勝戦」(北野 誠監督)を掲げるカマタマーレ讃岐としてはあまりに軽率な形で先制点を奪われた。

しかし、この日のカマタマーレ讃岐には、前線を自由に駆け回る「背番号13」がいた。前半21分、中盤でうまくフリーになってボールを保持したFW木島 徹也は「前の時間帯でミドルシュートを打っていたせいか相手DFも寄せてこなかったし、(原)一樹もいい動き出しをしていた」スペースを見計らい、FW原へ必殺のスルーパス。「カマタマーレにはなかなかないスルーパス(笑)から抜け出せた」原はペナルティーエリア右から相手GKとの1対1を制し同点ゴール。2トップの関係性で嫌な流れを断ち切った。

カマタマーレブルーの攻勢は止まらない。続く前半29分には再三サインプレーを仕掛けていたコーナーキックでMF永田 亮太がMF佐々木 匠のボールにドンピシャヘッド。「練習した通り」(佐々木匠)のパターンで逆転に成功したカマタマーレ讃岐は前半を惜し気味のまま2対1で折り返した。

  後半、早々に3トップのFWを1枚変え、さらに残る2枚も交代させんとす東京ヴェルディ。しかし、その交代カードを切ろうとする矢先の後半18分、カマタマーレ讃岐GK清水 健太の「高く遠くに蹴ろうと思った」パントキックはバウンドして相手ゴール前に。そこを抜け目なくねらっていたのは「木島さんが止まったのにつられて相手DFも追うのを辞めたので、そこを狙っていた」原 一樹だった。右足でGKの肩越しに決めた今季初の1試合2ゴールは、同時に今季初のチーム1試合3得点に。

その後、守備の枚数を増やして東京ヴェルディの攻撃を封じたカマタマーレ讃岐は、3対1でこれも今季初の連勝。前節まで同勝ち点だった京都サンガFCがヴァンフォーレ甲府と引き分けたことにより、J3降格圏を脱する20位で前半戦を折り返すことになった。

しかし、チームには安心感は全くない。「あんな失点をしていたら、勝てる試合も勝てなくなる。目の前の試合を全力でやっていかないと」と何度も繰り返した原は、最後にこう話した。

「本当に不甲斐ない試合が続いていて、スタジアムに足を運ぶことをためらった人もいるかもしれないですけど、勝ち試合を見せることによって、今はW杯もやっていますが、サッカー文化を根付かせていくことになると僕は思います。

プロの試合を近くで見れる、勝ち試合を見る、ゴールを見るが夢にもつながっていきますから、僕たちは責任をもって戦っていかないといけない。戦っても勝ちにつながらないとか引き分けてしまうことはあるかもしれないですけど、勝利に向かって全力で戦うことが大事。そこをサポートしてくれる人たちがいるからこそ、僕たちは全力で頑張れる。一緒に全力で戦って、勝利の歓喜を分かち合いたいと思います」

後半戦初戦となるカマタマーレ讃岐の次節は水戸ホーリーホックとのアウェイゲーム。7月7日(土)茨城県水戸市にあるケーズデンキスタジアム水戸で18時キックオフとある。そしてPikaraスタジアムでのホームゲームはさらにアビスパ福岡とのアウェイゲームを挟んだ第24節・7月21日(土)・18時キックオフのジェフユナイテッド市原・千葉戦である。

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