【プレビュー】3月31日・4月1日 B2リーグ第26節 香川ファイブアローズvs熊本ヴォルターズ(3月30日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第26節
香川ファイブアローズ VS 熊本ヴォルターズ
3月31日(土) 19時 ティップオフ
4月1日(日) 14時 ティップオフ
@観音寺私立総合体育館
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今節からホーム6連戦。
28日の福岡戦で敗れて17勝30敗となり、目標としていた勝率5割30勝は今節1敗した時点で路が断たれる大切な試合になる。残りは13試合で難しいが全勝フィニッシュくらいの気概が欲しいところ。福岡戦では故障していたブランドンが復帰し元気なプレーを見せたのも明るい兆しだ。
対する西地区2位の熊本は、西地区優勝を争う1位福岡とのゲーム差が5、プレイオフ出場のためのワイルドカード(各地区2位以下の最高位)首位につけるものの、2位福島との差は5、しかも福島は上位勢との対戦を完了しているのに対して熊本は秋田、福岡とそれぞれ2ゲーム残していて楽観できない。こちらも連勝が必須な状況だ。

対戦成績は2勝2敗のタイながら2勝はアウェーで挙げたもので、ホームでファイブアローズは勝てていない。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

ドライブをうまく守られるようになってブランドンの出場時間は減少傾向にあったが、いるといないのとではやはり違いがあることがよく分かった。レジーのオフェンスでの負担はやはり過多。決まる決まらないはともかくとして、レジーが休める時間が作れるのは大きい。
15分出場で8リバウンドを稼ぐ身体能力、2月以降でいえば、本数少ないながら50%で決まっているスリーなど成長と伸びしろを感じさせる場面は多い。熊本相手にもどれだけ出場時間が伸ばすことができ、肝心のところまでレジーを温存できるかが一つの基準になってくるだろう。

〇熊本ヴォルターズはこんなチーム

愛媛戦に勝利して観音寺へ乗り込んでくる熊本だが、28日は90-71の点差ほど楽な勝ち方はしていない。ドゥインカーは35分出場28点、中西が25分出場27得点と極端にインサイドプレイヤーを酷使しているのがよくわかる。西宮から転籍のジョーダン・ヴァンデンバーグが機能していないのは明らかで平均15分出場の3.3得点では熊本としては期待外れだろう。
24節福岡戦から欠場しているウッドベリーは愛媛戦にもチームに帯同しておらず、出場は難しそう。同じく福岡戦から欠場の高村は練習に合流している様子だ。
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福岡戦、愛媛戦とスターター5人と「それ以外」をあまりにも分けすぎた感がある熊本。けがなどでやむを得ない選手が多いのは確かながら、9日で5試合をこなす中でこの使い方は、あまりいい状態とはいえず、ファイブアローズにも十二分にチャンスがある。
主力を疲弊させ、「それ以外」を勢いにノせないためにもディフェンスとリバウンドが肝になる。インサイド攻撃に頑なな熊本をどれだけ潰すことができるか?レジーVSドゥインカー、中西VS高田の主力ビッグマン対決は見どころになるだろう。

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