【プレビュー】3月24日・25日 B2リーグ第24節 広島ドラゴンフライズvs香川ファイブアローズ(3月24日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第24節
広島ドラゴンフライズ VS 香川ファイブアローズ
3月24日(土) 18時30分 ティップオフ
3月25日(日) 13時30分 ティップオフ
@広島サンプラザホール
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連敗を止めたファイブアローズ、次の対戦はアウェー広島戦となる。
当面勝率4割以上確保のためには2勝が必要となっている。
対してついに2月以降1勝1敗を続けてキープしていた勝率5割を切った広島、こちらも勝率5割へ2勝が是が非でもほしい。
ここまでファイブアローズが3勝1敗と分はいいが、ともに必勝不敗の意気込みで挑む西地区の戦いは熱戦必至だ。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

愛媛戦で存在感を見せたのはベテラン高田秀一。インサイドファイターとして、アウトサイドシューターとして存在感はチームの中で別格。勝った1試合目では13得点を挙げて見せた。たまに顔をしかめる古傷の状態は心配だが、いるといないで別のチームになるのは結局レジーと高田なのだろう。頑張ってもらうしかない。
勝ち試合で連続二ケタ得点を止めてしまった、新エースの筑波はまだチームを「勝たせる」プレーまでは届いていない。オンコートでのプラスマイナス(プレー中の得失点差)へのこだわりを持たなければいけないステージまでへは、すでに到達している。あと16試合、成長を確かなものにするために1試合も無駄にできない。

〇広島ドラゴンフライズはこんなチーム

HCの交代は結局成功例とはできなかった、と言えそうだ。
前節福岡戦でついにHC交代後の勝率5割も割ってしまった。選手の入れ替えができなくなってしまった今、急激な上昇は考えにくい。特に劣勢となった時の回復力、粘りは極端になくなっている。3月に緊急加入させたジャマリ・トレイラーはまだフィットしているとはいいがたく、スターターで起用しているものの、コッツァーの方が上。得点が最もとれるドリスドムはHC交代後3Pのオプションが減り、ドライブ1本となって恐怖感も高くない。保有している選手の質と量で考えれば勝率5割は最低ラインといえ、苦しい戦いが続く。
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1月対戦時のように、ベンチワークが必要不可欠な状況へ追い込むことができれば、香川の勝ちは堅い。だからといって前回対戦のままのやり方だと、それは広島も対策しているはず。この対戦は衛藤HCの下ごしらえ、引き出しが広島の想定するファイブアローズを超えられるかどうか?がまずポイントになる。
単純にシュートの成功率で4%近い差がある現状、いくら広島の調子が悪かろうとがっぷり四つで組み合えば分が悪い。ファイブアローズは連敗が止まって、どれだけ自信をもってシュートが打てる状態が戻ってきているかも、力のぶつけ合いとなったときには重要になってくるだろう。

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