【プレビュー】3月3日・4日 B2リーグ第21節 香川ファイブアローズvs信州ブレイブウォリアーズ(3月3日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第21節
香川ファイブアローズ VS 信州ブレイブウォリアーズ
3月3日(土) 18時 ティップオフ
3月4日(日) 14時 ティップオフ
@松本市総合体育館
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好事魔多し。2018年5連勝と最高のスタートを切ったファイブアローズだが東のTOP2との対戦とはいえ、今季初の4連敗。
さて、連敗を止めて踏みとどまれるかどうか?
2月以降10本程度はFGを任されている筑波ら若手にとって、スカウティングを超えるファンダメンタル(和訳でいう基礎だけでなく、ここではバスケット遂行能力と定義)を成長させなければいけない時期に来ている。
今回対戦するのは、信州ブレイブウォリアーズ。15勝23敗は16勝22敗のファイブアローズとよく似た成績。昨季低迷(14勝46敗)からの復調局面のチームという意味でもアローズと似ている。
故障したウォッシュバーンとの契約をカットし、B1新潟からジャレッド・バーグレンを獲得。やむをえないとはいえ、積極的な補強をしたといえそうだ。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

今回のホーム4連敗はショッキングだった。4つとれば勝率5割越えというところで、浮足だつ部分がなかったといえばウソだろう。調子に乗れば全体3位の熊本からさらりと勝つし、流れが悪ければ全体17位の奈良にも簡単に負ける。良くも悪くも若くて瑞々しい。ホームの勝率は.381に対して、アウェーは.471。アウェーの方がいまは期待できる、となる。
かと思えば対西地区戦が11勝9敗に対して、他地区交流戦は5勝13敗と大きく負け越し。昨季ほど極端でないにしても交流戦は優勢に戦っている西地区他チームと比べて、長躯遠征・初物を苦手としている。
どちらにしても、鉢巻きを締めて再起しなければならないのが、今のファイブアローズの状況だ。

〇信州ブレイブウォリアーズはこんなチーム

信州のスタッツはディフェンス面で特徴的。平均失点でリーグ2位、スティールでリーグ4位というところからも積極果敢な仕掛けるディフェンスをするチームだとわかる。
半面リバウンドは強くなく15位、バーグレン獲得もこの部分の改善を狙ったものだろう。オフェンスではFG成功率が香川より1つだけいい順位の16位。
信州は特定の選手が出ているときと出ていないときで大きく性格が異なる。
もちろん、琉球の、bjの『歴史』、BリーグオープニングゲームでLEDコートに立った男、アンソニー・マクヘンリーのことを指す。202センチの上背、正確なシュートと駆け引きの技術に広い視野、アグレッシブでありながらボールセキュリティに長け、何より勝利への執念が素晴らしい。バスケットボールファンに愛されている外国籍選手の一人と言えるだろう。大ベテランとなった今も彼がコート内にいるだけで、オフェンスはよりリズミカルに、より情熱的にレベルアップする。

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中堅層が薄くて若くて育ち盛りの選手とベテランという編成や相手をペースダウンさせてゲームを組み立てる方法論まで含めて、鏡写しの試合が予想される。やりやすい相手とは言えないだろうが、ポイントになるのはリバウンドだろう。
ディフェンスでタフショットをさせ、リバウンドをマイボールとできれば、勝利へ近づく。
実はホームで弱いところも信州とファイブアローズは一緒。信州が苦手なホームでファイブアローズ得意のアウェ―、勝利を挙げて連敗を止めたい。

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