【プレビュー】12月1日・2日 B2リーグ第10節 金沢武士団vs香川ファイブアローズ(11月30日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第10節
金沢武士団 VS 香川ファイブアローズ
12月1日(金) 19時 ティップオフ
12月2日(土) 14時 ティップオフ
@松任総合運動公園体育館

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天皇杯のため香川ファイブアローズは1週休み。
ベテランと若手という編成の香川ファイブアローズにとって、ベテランにとってはいい休養、若手にとってはこれまでの整理と積み上げ、といいバイウィークとなったはずだ。
岩手に連勝して7勝10敗、昨年は届くことがなかった勝率4割に到達したファイブアローズ。勝率5割、さらに勝ち越しを目指して今週はアウェーで金沢武士団と対峙する。
現在中地区2位の金沢とは開幕節にホームで対戦して2敗。さらに上位の名古屋からも勝利を得た今、ファイブアローズはこれまでの戦い方を点検し、到達点を図るためのいいベンチマークとなる試合だろう。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

「この試合のキーマンは木村。」と衛藤HCは語る。
「シュートセレクションが去年までとは明らかに違ってきたし、スピードとか持ち味の出し方がわかってきているように思う。スラッシュしてそれからの展開はいいよ。」
開幕当初に苦労すると思われたガード陣にぜひ注目してもらいたい。ハードワークの大澤に加えて、軽快なパスの石川、そしてファウルを貰える高速ドライブの木村と3つの個性がそれぞれに競い合っていい結果を出しつつある。
名古屋や福島、広島といった上位勢から勝利を得たのも彼らの成長があってこそだ。

〇金沢武士団はこんなチーム

開幕節との大きな違いは、ベテランセンター、ウェイン・マーシャルの加入。
大阪を皮切りに、信州、横浜を経て、昨季は島根をB1へ押し上げた主力の1人。特徴的なのはマーシャルと得点源のフィッツジェラルド2人の外国籍選手は”3Pを打たない選手”ということ。
インサイドは外国籍選手、アウトサイドは日本人選手とわかりやすくプレーエリアがわかれる。
1988年生まれの同期、月野と井手は駆け引きに長け、確かな技術でチームを下支えする。

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インサイドの強さという部分ではクウソーが復活しつつある今では互角と見ていい。
この試合は日本人同士のマッチアップがカギを握る。
木村ら若手がどこまで金沢をかき回せるか、あるいは月野らの技巧に翻弄されてしまうのかが勝負の分かれ目。
副主将のレジー・ウォーレンは「コーチの用意してくれている課題やスカウティングを遂行することがまずは大事。それを頭に入れてハードに、そしてスマートにプレーすることが僕らには必要。
開幕節は負けたけれども僕らは成長しているし、やり返す気持ちでいっぱい。当然2つ勝つつもり。」と連勝を期す。

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