【開幕特集③】プレビュー・9月30日10月1日B2リーグ開幕節 香川ファイブアローズvs金沢武士団(9月29日 香川ファイブアローズ)
2017-18 B2 LEAGUE 開幕節
香川ファイブアローズ VS 金沢武士団
9月30日(土) 13時05 ティップオフ
10月1日(日) 13時 ティップオフ
@高松市総合体育館
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いよいよBリーグ2年目の開幕だ。
B2香川ファイブアローズは、昨年同様激戦必至の西地区でまずは少なくとも昨年の成績を上回り、6チーム中3位以上となることを目指す。身体能力に優れた伸び盛りの若手中心のメンバー構成と選手育成に定評のある衛藤HCのマッチングは良い。
新潟アルビレックスBBラビッツ、バンビシャス奈良とチームを成長曲線に乗せた「再建屋」がファイブアローズに何を持ち込むか?期待してみていきたい。
対戦するのは、昨季B3から昇格した金沢武士団(かなざわさむらいず)。B3で23連勝を飾った主力をぼキープし、そこに若手を加えた。マイナス要素は直前で契約解除したポマーレに代わる補充ができなかったこと。
昨季は熊本遠征で連敗スタートとなった。ファイブアローズは連勝でロケットスタートを目指す。
〇香川ファイブアローズのここに注目!
今季はホームで迎える開幕戦。選手もHCも変わり新チームと言っていい香川ファイブアローズはいい形で勝って勢いと自信をつけたい。
オフェンス面で今季の特徴的なのは2メートル越えの外国籍3名を筆頭にサイズのある選手が揃った点。昨季高田が、一人で大型の外国籍選手を背負い、非常に厳しいゴール下のポジション争いを強いられていたのに比べて、今季は絶対的なリバウンドの強さがあるクウソー、様々な役割をこなせるレジー・ウォーレンがいて、安慶や筑波といった休憩時間を稼げる「ブルーワーカー」がベンチに控える。
得点力とバスケットIQは高いが故障歴のあるベテランにとって、全力で試合に挑める素地、態勢ができた。これはファイブアローズにとって大きいアドバンテージになる。ゴール近辺が起点となる得点は飛躍的に伸びるだろう。
昨季崩壊したディフェンスの整理は衛藤HCの得意分野でもあり、高さの面で大きな不安のないファイブアローズディフェンスは安定感が増すだろう。このラインナップの狙うところであるゴール下の肉弾戦・リバウンド争いで優位に立てるか?に注目して試合を見てほしい。
〇金沢武士団はこんなチーム
B3にいたチームだからといって、B2勢と実力差ははっきり言ってない。明らかに「格の違い」を見せて上がってきたチームであり、bjリーグ時代中位にいたメンバーが残っている。戦力アップに失敗したり、明らかな穴があるチームは厳しい戦いを強いられるだろう。
中でも月野、井出は3Pもアシストも長け、ゴール下のフィニッシャー、フィッツジェラルドを加えた3名は脂ののった破壊力のある選手。そこに与那嶺らベテランが加わり、ゲームをコントロールしてくる。
ただし、ヘッドコーチが変わっているのがひとつの付け入るスキ。「昨季と様子が違うぞ?」となったとき新HCが試合を作り直せるか?がポイントで、逆に言えばそういうシーンを作れなければファイブアローズは昨季のB3勢と同じ轍を踏むことになる。
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金沢はB3昇格とはいえ強い。そのうえで勝つチャンスがあるのか?といえば十二分にある。
例えば、ファウルトラブルだ。今季は意図したファウルについて特に厳しイペナルティが課されることがすでに決まっている。どこまで気を付けても今までに染み付いたバスケットボール習慣が変わるまでには、どんな選手もしばらくかかるはずだ。
そんな中で、2人しかいない外国籍選手の片方を早々に3ファウルや4ファウルに追い込むことができれば、ファイブアローズの強みであるゴール下の高さが強化される。当然金沢はそれを恐れた試合をしてくるであろうし、恐れるあまりソフトになってしまうことも十分に起きうる。その辺も含めて、準備の質量が開幕当初は勝敗に大きな影響を与える。
両チームとも新コーチと選手のマッチング、チームの完成度が試合を決める、そういう試合になる。
