【開幕特集②】新加入選手へ一問一答。堀川竜一、木村啓太郎、安部瑞基(9月29日 香川ファイブアローズ)
★堀川竜一選手「一問一答」
―入団にあたっての経緯を教えてください
横浜(※)を契約満了になって、その時に色んな話をいただきました。選手としてもスタッフとしても、バスケとは関係のない企業からも。そういう選択肢の中で自分は現役を続けたいという気持ちがありました。そんな中、ファイブアローズから「力になってくれないか」とありがたい話をいただきました。(※B1横浜ビー・コルセアーズ。2013~17在籍)
―ファイブアローズを選んだ決め手は?
もちろんプレーヤーとして必要とされている事。環境どうこうは関係なかったです。とにかくバスケがやりたかった。
―横浜という恵まれたチームからファイブアローズに移籍することへの不安は?
なかったです。13年プロをやってきて、いろんなチームを見てきましたから。アローズは11年前から知っているチームだし不安は感じなかったですね。チームとしての歴史もある。
―入団してみて
プレイはもちろん、ACがいない状況なのでHCのサポートも求められている。若手へのアドバイスだったり、いいお手本にもならなくちゃいけない。僕はファイブアローズが6チーム目。そこで経験したものを教えて欲しいとフロントからも言われている。すごくやりがいがあるし、この歳になってそれだけ必要としてもらえるのは幸せ。チームから求められている仕事をしっかりして、チームを良い状況にもっていく力になりたいですね。
―B1とB2の違いは?
選手個々の能力をみるとB1もB2も、そんなに差はないのかもしれない。シュート、ドリブル、スピードやジャンプ力。そういう技術に関してそんなに差はないのかなと。ただ、取り組む姿勢やバスケットに対する考え方、それはB1の方がストイックで貪欲。例えば、日本代表の川村(※)らスター選手たち。彼らは華やかに見えるけど、すごく地道な努力をしている。試合が終わったらすぐに自分のプレイをビデオでチェックしたり、ノートに書き出したり。毎日、本気でバスケの事を考えている。彼らがそれくらいやってるんだから僕らはもっとやらなきゃいけないし、それが当たり前にならないといけない。でないと追いつけない。(※横浜ビー・コルセアーズ 川村卓也)
―今季初の公式戦・天皇杯でライジングゼファー福岡に敗れてしまいました(9/17 65-75)
福岡と戦って皆、何かを感じているかもしれない。福岡は昨年とあまりメンバーが変わっていなくてチームとして出来上がっているけど、僕らはこのチームになって練習試合が1回だけ。その中で、戦える部分、足りない部分が見えてきたので、それはHCとも話し合った。リーグ戦が始まる前に福岡と対戦できて、プラスの部分が大きいという話をHCとしました。
―どういう面で一番良かった?
あれから練習も変わりました。若い選手たちが“練習から福岡ぐらいのプレッシャーでやろうよ”と声かけをしたり。いい刺激になったのかなぁと。あれがなかったら、もうちょっとぬるく、シーズンに入っていたかもしれない。あそこで勝っていたら、ちょっと天狗になっていたかも(笑)。ホントは勝ちたかったですけどね。
―ファンへメッセージを
長いシーズン、見捨てないでください(笑)。試合だけじゃなく、イベントなどいろんな部分で来てくれた人たちがハッピーになるよう頑張ります!最後まで僕らに力を貸してもらえれば嬉しいです。
★木村啓太郎選手「一問一答」
―バスケをやり始めたきっかけは?
父親がミニバスの監督をしていて「バスケをやれば女の子にもてるよ」と言われ、3歳からボールを持っていました。あぁ、そうなのかと思って。
―実際は?
小学生の頃とかはもてましたね、本当に(笑)。
―真剣にバスケをやり始めたのは?
中学校からです。一番近い中学校に行かず越境して津軽中学校という毎年全国大会に出るような超名門にいかせてもらいました。本当に親に感謝なんですが、朝の5時半に毎日起きて、6時からの自主練に行ってと。そこから本気でバスケをはじめました。
―プロを意識したのは?
大学時代かな。青森にチームが出来て(青森ワッツ)。負けたくないなと。僕は中学までしか青森にいなかったので、俺が青森にいたら俺の方が上手いだろうって思っていました。
―新潟アルビレックスBBでプロになってみて
正直、新潟でも青森(昨季在籍)でも最初は大学4年間の部活の延長線上でやっていました。「これだけやればいいでしょ」、みたいな生意気なスタイル。でも、本当に突き詰めるところまでやらないといけない、本当に準備しないとダメだという事を学びました。
―地元・青森でのプロ生活はどうだった?
親や親族も見に来てくれていましたし、自分が育った場所で感謝・恩返しをしようと思ってプレイしていたんですが、そこまで活躍できなかったですね。
―昨季途中からスタメンを奪われました。当時の心境は?
めっちゃ、つらかったです。監督に求められていることをやろうとして、でも出来なくて・・・。監督に言われたことをとにかくやろうと考えて、自分の良さが全くなくなってしまった。それが試合に出る・出ないよりショックでした。なんで俺、こんなプレイしか出来ないんだろう、バスケプレーヤーとして終わってるなと。僕はドライブとかスピードのあるプレイが好きなんですが、それもなくなって。自分のプレイを見失っていました。
―何かを変えたかった?
そうですね、このままじゃバスケを嫌いになりそうだった。
―衛藤HCのもとでバスケット観は変わりましたか?
変わりましたね。衛藤HCはすごく研究熱心。最先端のバスケだったり、メンバーに合わせてのバスケをしようとしているので勉強になります。めちゃくちゃ怒られるけど、それが嬉しいというか充実しているなって毎日感じています。
―衛藤HCのもと、自分自身何かが変わりそう?
そうですね。けど結局は自分次第だと思います。コーチ、監督から言われたことだけをやっていたのでは面白くない選手で終わってしまう。それでは去年と同じ。だから、自分の良さを出していきつつ、監督の考えも遂行していきたい。
―自分の良さとは?
スピードやアタックです。
―今季はそれを見せてもらえる?
見せられます!見せられなきゃヤバイですよね。
―ファンへ一言
今年のファイブアローズはHCや選手も変わり、実際に見たら変わったなと感じてもらえると思います。ぜひ、会場にその姿を見に来て下さい!
★安部瑞基選手「一問一答」
―ファイブアローズ入団の経緯は
津田エグゼクティブコーチに声をかけていただきました。地元でプレイしたいなと思っていたし、声をかけていただけたことが嬉しかったです。
―安部選手にとってファイブアローズの存在とは?
小学生の頃から何回も試合を見ていました。失礼な話、その時の選手が誰だったかとかは覚えてないんですが、プロの選手を見て「すごいなぁ~」と思っていました。
―ファイブアローズでプレイしてみて
オンコート・オフコートで全員しっかりとコミュニケーションが取れている。HCからすれば、まだまだ足りないところはあると思うんですが。僕は監督に「空気が読めない」と言われてて(笑)。それを武器というか、いいように使っていきたいなと思っています。
―プレイだけではなくコートの外でもムードメーカーとして活躍できそうですね
コートの外だけじゃなく、コートの中でもムードメーカーになりたいですね。
―自身のストロングポイントは?
僕は小学生の頃からシューターでした。だから、やっぱり3Pです。
―具体的な数字の目標は?
今、日本人のトップが4割くらいなので、それくらい決めたいですね
―課題は?
ディフェンスの“気づき”です。例えば“ここがやられそう”とか予測ですよね。そういうところが、まだまだ足りていないと思います。オフェンスでも“このスペースにいく”とか“こう動いた方がいい”とか、そういう気づきが足りていない。衛藤HCにも毎日のようにそれを厳しく指摘されて。「なんで、そこにいるの?」とか「どうして、その向きなの?」とか。そういうのは若手全員が言われています。若手はそこが弱い部分かな。全員、頭をかかえながら頑張っていますよ。
―衛藤HCのもとでプレイしてみて
僕らが出来てない事を分かりやすく説明してくれるので、毎日が勉強というか、学べることがたくさんあります。それは今後のキャリアにもつながっていくんじゃないのかなと思っています。
―ブースターへ一言
この場に立たせてもらえるのはブースターさんやスポンサー様のご支援があってのこと。それに対して、本当に毎日感謝しています。いろんな所で声をかけて下さって、たくさんの人に支えられてる事を日々実感しています。この環境にも、親族にも、みんなに感謝です。あとは結果を残すだけ。僕の持ち味である3Pを決めるので、ぜひ会場に足を運んで下さい!
