【プレビュー】4月15日、16日 B2リーグ第28節 熊本ヴォルターズVS香川ファイブアローズ ここに注目!(4月15日 香川ファイブアローズ)
2016-17 B2 LEAGUE 第27節
香川ファイブアローズ VS 熊本ヴォルターズ
4月15日(土) 17時 ティップオフ
4月16日(日) 14時 ティップオフ
@熊本県立総合体育館
ファイブアローズの残り4節は今季B2リーグ全体を席巻した西地区トップ3との対戦だ。
今週は熊本、来週は広島、島根、最終節のホーム熊本と続く。1位島根、2位広島、3位熊本それぞれの差は2ゲーム。B1を目指す戦いでは広島と熊本が直接対決を残していてまだ不透明。ファイブアローズはもれなく対戦を残しており、どこかにアップセットを起こせばガラリと情勢が変わりかねない。キャスティングボートを握っているチーム、ともいえるファイブアローズ、「あのファイブアローズ戦が~~」と語り継がれるよう、強いヒールとして名をあげたい。
熊本との対戦は4戦4敗。ただし、交流戦でのペースダウン、3月の重要な場面で主将の小林が離脱と万全ではなさそう。全体1位の島根に勝った以上は、広島、熊本からも何としても1勝以上は挙げたい。来季対戦する相手には苦手意識を持たないよう、昇格する相手には「あそこには勝ったことがある」という歴史を残すためにも。
〇香川ファイブアローズのここに注目!
先週の愛媛戦ではここしばらく明らかに打数を減らしていた3Pの威力を見せて勝ったファイブアローズ。何事もバランスだが、これまでももっと3Pを打ってもよかった。得点期待値としては2P50%と3P33.3%はショット1本に対して1点で同じ。乱暴に言えば33%をクリアしている高田(35.3%)、坂東(34.5%)の3Pは、49.8%のタプスコットの2Pよりも得点効率はいいのだ。もちろん、チームオフェンスの中でフリーを作って打つことが前提ではあるのだが、「ファイブアローズは3Pが入らないチームである」というのは間違い。
正しくは、「3Pを打つべき人のところへ打てるタイミングでボールが入っていない攻撃をしているチーム。」打数を今季平均の24本として8本決めれば33.3%で合格点。3Pが8本以上決まるかどうか?に注目してほしい。
〇熊本ヴォルターズはこんなチーム
端的にガードの古野拓巳とフォワードレジー・ウォーレンのチーム。中西やジェームスなども強力な選手には違いないが、古野とレジーは活躍度と勝ち負けの連動性が非常に高い。勝負所という場面ではほぼ確実にこの2人でゲームメイクをする。
古野は率の高い3Pと正確なパスを操り、ウォーレンは器用で多彩なオフェンスパターンを持つ。さらに厄介なのは共にあたりがとても強く、パワーで押し切ることもできるということ。この2人を気持ちよくプレーさせては勝利はおぼつかない。
アシストがリーグ最多の熊本はパス回しが速く、ヘルプディフェンスを多用すればディフェンスは振り回される。守りにくいチームだ。
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何処のポジションにも体格があり、優秀な選手がいる熊本、ファイブアローズがどうマッチアップするかは難しい。特にタプスコットが最長身となる時間帯が長い1、3Qは熊本のサイズに苦しみ、楽な展開にはならないだろう。
勝ちパターンとして参考としたいのは4月2日愛媛VS熊本戦。1Qに31点を奪うハイペースオフェンスでモメンタムを掴む一方で、ディフェンスを工夫し、ゴール近辺を固めて3Pを27本打たせた。結局それを5本しか決めさせず、リードを守り切った。
思い切ったオフェンスができているか?ディフェンスの狙いが効いているか?を注意して試合を追ってほしい。
