【ゲームレポート】ああ、ファイブアローズ大敗。シュート決まらず、守り機能せず。(3月13日 香川ファイブアローズ)
2016-17B.LEAGUE2部 第22節第2試合
香川ファイブアローズ 76-114 東京エクセレンス
@高松市総合体育館 3月12日(日)
(写真:山中大地 記事:上溝 真司)
(写真:大澤は今季最多の10得点を獲得した)
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攻撃も守備もどうにもならず、ほぼ一方的に東京エクセレンスのゲームを見せられた。
第1Qのスタート直後こそ東京EXのガード西山からターンオーバーを2つ奪ったが、その後は3Pは決められ、ドライブは止められない。ガード陣の陣容を1Qから入れ替えながら戦ったがどうにも太刀打ちができなかった。西山が退いていた時間が長かった2Qに追い上げておかなければならなかったが、5つものターンオーバーを献上。シュートも決まらず、得点を離された。
3Q、西山が再出場すると打つ手も空振り。27点まで差が開いた途中からは昨日の疲れもあったか精彩を欠いた徳永を下げるに至り、試合は決した。
確かに、確率で言えば落ちてもらわなければ困るショットがことごとく決まった、「東京EXの日」ではあった。
そして決まってもらわないと困るフリーのショットが外れまくった「ファイブアローズの日ではない」日でもあった。
とはいえ、昨日にほぼ試合出ずっぱりだった徳永、タプスコットのところでディフェンスが崩れているように見え、残念ながらこの日は途中出場の選手たちがそれを埋められなかった。相手のエース格と戦っているのだから体力が削られるのは当然。主力が2試合通して体力が最後まで持つように、時間を消費し、状態を維持ないし改善できるセカンドユニットのパワーアップがなければ、なかなか連勝は難しいと言わざるを得ない。
これで、香川ファイブアローズは交流戦を9勝15敗で終了、シーズン負け越しも決まった。西地区での負け越しをどこまで取り返せるか?が課題のシリーズで負け越したのは素直に力が足りなかった。島根は23勝1敗(!)、広島は20勝4敗、熊本は17勝7敗、愛媛は16勝8敗と大きく勝ち越した西地区のなかで、物足りなかった。交流戦を通して香川ファイブアローズは、西地区一位、その後のプレーオフをめざし、鼻息荒い上位勢相手に何を以て抵抗するのか?を提示することができていない。「何を以て」の軸が見えなければ、2日で3000人を超えた観客の再来を期待することはできまい。
来週にはさっそく西地区最強20連勝中、島根スサノオマジックとのアウェー決戦が待っている。
香 川 | 東京E | |
21 | 1Q |
27 |
12 | 2Q | 21 |
15 | 3Q | 33 |
28 | 4Q | 33 |
76 | 合計 | 114 |
(香川:タプスコット 16得点9リバウンド4アシスト、フォーブス 14得点8リバウンド3ブロック、前村 13得点 )
(東京EX:ライアン・ステファン 31得点14リバウンド、西山 24得点FG10/14 7アシスト、飛田 14得点7リバウンド )
高田がいないのも致命的でした。
インサイドのオフェンスを組み立てれないので外一辺倒になってしまいました。
こうなれば確実にリバウンドをとるだけで相手は勝てます。
久々の2日続けての満席、タダなら観てくれる様です。
タダでも観てもらえないチームではないということが確信できる試合でした。
後は金を払う価値がある試合を続けられるかが鍵でしょう。
電信柱マッカートニーさんいつもありがとうございます。攻守にシェイ&リンへの負担が重い2試合であった、と思います。攻撃だけ、守備だけでもスペシャリストが欲しいなあと思ってます。
高田は守備で特に価値のあるプレイヤーだと思います。オフェンスは・・・近と坂東、あとADになんとかレベルアップしてもらわないと。入ってほしいのが外れすぎてます(泣