【ゲームレポート】岸本2試合連続救援失敗。松澤の第1号ホームランも勝利へ届かず。(4月26日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus前期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第9戦
香川オリーブガイナーズ 2-3 徳島インディゴソックス
@レクザムスタジアム 4月24日(日)

PHアップ用OG

ここまで2勝6敗で黒星が先行しているガイナーズ。

この日先発のエドワーズ投手は今季2試合に先発していずれも1失点、安定感のあるピッチングですが、打線の援護に恵まれず2敗を喫していました。

対戦相手である徳島のオーダーは、開幕から四番に座り打率.454と当たっている小林選手がベンチスタート。
代わって四番を台湾プロ野球のスター選手・張泰山選手が務め、三番に韓国のジェフン選手、五番はアメリカ出身のホーキンス選手と多国籍な様相です。
一回表、エドワーズ投手は四死球と2つの盗塁でいきなりピンチを迎えました。
なんとか抑えてもらいたいところでしたが、一死一三塁から張選手、ホーキンス選手に連続でタイムリーヒットを打たれ、2点を先制されてしまいます。
裏の攻撃、ガイナーズは二死から松澤選手が四球で出塁すると、宗雪選手がセンター前ヒット、板倉選手も四球を選び二死満塁のチャンスを作りましたが、
muneyuki(宗雪は徳島の先発ブランセマからセンター前へクリーンヒットを放つ)
白橋選手はショートゴロに倒れ、あえなく凡退。二回の攻撃で1点を返しましたが、三回には松澤選手がヒットで出塁しながら併殺で二死走者なし。ここから再び二死満塁としましたが、またも得点には至りませんでした。塁上は賑わいますが、なかなか得点に結びつきません。

そして五回裏のガイナーズの攻撃、バッターは松澤選手。
2ボールからの3球目、狙っていたというストレートに対してフルスイングでとらえた打球は快音を響かせてライト方向へ。高く伸びる打球をバッターボックス内で見上げながら、松澤選手はゆっくりとバットを手放してから一塁へ向かいました。
昨季、リーグ2位の10打を記録した松澤選手の第1号ホームランで試合はふりだしに戻ります。マウンドが合わない素振りを見せていたエドワーズ投手でしたが、徐々に調子を上げ二回以降はきっちりと抑えてくれました。

最終的には6イニングを投げ2失点とまずまずの内容で七回のマウンドを太田投手に繋ぎます。開幕から好投を続けている太田投手は、この日も2イニングを無失点に抑えて最終回のマウンドを岸本投手に託しました。

前日の巨人戦で最終回に勝ち越しを許してしまった岸本投手。
名誉挽回を懸けたマウンドでしたが、前日同様、先頭打者に四球を与えてしまいます。さらには送りバントを決められたところまでもが同じ流れ。ライト前ヒットを打たれ一死一三塁となったところで、徳島は温存していた小林選手を代打に起用してきました。
勝利を第一に考えるならば敬遠して満塁策も選択肢に入る場面でしょうが、こうした試練に立ち向かわなければ成長はありません。
育成元年を掲げるガイナーズ、ここが正念場です。

ですが真っ向勝負を挑んだ結果、やや詰まらせた打球がセンター前へのヒットとなり、三塁走者が生還します。そして1点ビハインドで迎えた最終回の攻撃。井戸川選手が10球粘った末にヒットを放ち出塁しますが、反撃もここまで。ガイナーズは徳島を上回る9安打を放ちながらも、チャンスを得点に結びつけられず2−3で敗れてしまいました。

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(エドワーズは3試合連続で好投したが未だ勝利なし)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
徳島IS 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 8 1
香川OG 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2 9 0

勝投手:ガルシア 1勝1敗(徳島)
負投手:岸本 2敗1S (香川)
本塁打:松澤 1号(香川)

(記事:芝中 一嘉)

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