【ゲームレポート】見失うチームバスケット。高松ファイブアローズ、ホームでも止まらない負の連鎖。(12月6日 高松ファイブアローズ)
ターキッシュエアラインズbjリーグ2015-2016 Regular season 第10節1試合
高松ファイブアローズ61-84青森ワッツ
@観音寺市立総合体育館 12月5日(土)
12月5日の試合も、島根スサノオマジックとの大敗を受けて観音寺まで足を運び、応援する高松ファイブアローズブースターに喜びをもたらすような試合にはなりえなかった。
1クオーターの序盤の6分間程までは、山下の速攻からの得点などでリードするが、青森ワッツのキャプテン、北向に速攻や3点シュートなど連続得点を許し、11月21日試合終了時以来の久々のリードを失うと、その後一度も追いつくこと無くゲームを終えた。
試合展開も勝負の山場という山場をつくることもなく、高松61-84青森。
淡々と点差を広げられ、23点差で試合を終えた。
4クオーターの入りですでに19点差つけれれていたが、差を埋めるには、相手の攻撃を防ぎつつ速い展開で連続得点をあげるか、3ポイントシュートやボーナスショットを決めていく必要がある。・・・はずなのだがここのところ、40分あたり60点台以下と得点が上がらず、さらにディフェンスでも簡単に得点を許す場面が目立っている。
この日もチームとして、オフェンスでもディフェンスでも、どこをどう守っているのか、どこをどう攻めているのか、見ていて手応えを感じられなかった。どこに今シーズンの「高松ファイブアローズのバスケットボール」と言えるようなものあったかと首をかしげてしまうのが正直な気持ちだ。
強いて言えば、最初のリードした時間だけだっただろうか。オフェンス面では、速いタイミングで相手のディフェンスが整う前に山下がドライブで切れ込み、菊池が3ポイントシュートを決めたところくらい。
しかし、ハーフコートの遅攻の部分では、スクリーンプレーとカッティングが極端に少なく、どの選手をどのようにシュートさせるかというセットプレーでこれといったプレーは見られず仕舞い。相手のプレスディフェンスやゾーンディフェンスにはまってしまって打開できない。
ディフェンスでも、注意すべき選手をどう潰して自分たちのボールにするのか、という部分でも、相手エースのナイル・マーリー選手を爆発的な活躍をさせなかったのみで、逆にマーリーを見すぎるあまり、青森ワッツの象徴とも言える北向選手のケアが遅れがちになり、イージーバスケットの3ポイントシュートを何本も決めらている。ボールを持った相手選手へのヘルプディフェンスのケアなど疎かにしたこと場面もあった。
外国籍選手と日本人選手でコミュニケーションが上手くいかず、ちぐはぐな様子もあった。コート上の選手同士、そして恐らくコーチと選手の共有イメージができておらず、パスの出し手と受け手のタイミングが合わずに、ボールをこぼす、ボールカットされるなど。
もちろん、戦術的な解決もあるだろうが、それ以前にコーチと選手、選手と選手、お互いがどういうプレーをするか、そしてその「信頼関係」の部分で危機的状況を迎えているとも感じる。

応援し、支える人達はどうなれば迷い無く高松ファイブアローズへ声援を送ることができるだろうか。
今のチームの目標は何だろう?チームにとって、選手達にとって、ブースターにとって、クラブにとって「成長」とは?
指導陣は、今シーズンの目標、そして試合に勝つ要素を見つけ出し、有言で、そしてプレーとして提示すべきだ。
伊藤コーチが試合後のコメントで指摘する改善点には、時間を要するものが多いと感じる。
改善すべきポイントは端的に、明確に、絞りこまなければいけない。残された時間は刻々と減っている。
少なくとも、連敗中のチーム、選手には、マインドセット(悪いイメージを払拭するような、自信になるような何か)が必要になるだろう。
それらを、選手に的確に伝えられるか。試合に負けてしまったときに、コーチが責任をとれるか?また、伝たポイントが上手く試合を動かさなかったとき、結果が伴わなかったときにも選手も納得できる「信頼関係」が構築されていれば、チームは途を見失うことなく勝利へまい進できるはずだ。

○伊藤コーチ:
(ゲームを振り返って)
1クオーター入りは良かったんですけど、トータルに見ると、この5、6試合60点台(以下)のゲームが多いので点数がなかなか入らないところの修正をしなくちゃいけないなと思っています。先週の島根戦でパスワークが良くなった部分があったのですが、(最後は)パスが少しづつまわりはじめたんですけど、まだ、皆でボールをシェアしてと言う部分が40分間つづかない。菊池がルーズボールを追った部分があったところがあったんですが、皆でまだ足りない。ああいったルーズボールを追えるチームにもう一度立て直したいなと思っています。
(今日のゲームプランはどうだったか)
ポール・ウィリアムスのインサイドが強いというところと、ナイル・マーリーの外のアウトサイドが上手というところがあるので、そこの二人のところを意識しながら、ナイル・マーリーには日本人をつけて、その分、外国人が日本人をついて、日本人をついている外国人をカバーできるようにやっていこうという事でやっていきました。あとは、そこの部分でダブルチームにいけるようにということでやっていきました。ディフェンスでは、ズレがでてきましたけれど、ピックで戻るとか、スイッチアップでまた戻るとかの部分は1、2クオーターの部分では出来たところもありました。寧ろ、オフェンスのシュートが入らない部分でその相手の方にプラスの点数にされてしまっているところが大きかったです。
(北向選手に関して)
北向選手は前のゲームまで、12/51、23%の3P成功率だったと言う部分(で注意すべき順位が下だった)。ただ一本入り出したら危ない選手だという話はしていました。また、下山君が3P成功率50%だった部分で。気をつけるところではありました。ディフェンスのズレの甘さがでてしまったのと、北向選手が調子を上げてきたと言う部分もありました。
(相手のプレスディフェンスの対応や今日の北向選手に対するものだったり、ゲーム中の修正がうまくいっていないところに関して)
今シーズン、ターンオーバーを減らすというのが第一前提で、プレスをされてもパスで繋ぎながら運ぶということをやったりはしているんですが、今日もターンオーバーが14。あとは、外国籍選手の得点が伸び悩んでいるので、その部分をどう上げるか。そしてリバウンド。そこの部分で日本人選手に負担がかかっている部分があるので、その調整をしようと思っています。
(ゲーム中の指示はどういうものだったんでしょうか)
ニノ・ジョンソン、アンソニー・ケント、二人の外国籍選手のパフォーマンスがだんだん落ちてきている部分があって。開幕からのハイ・ロープレイが機能しなくなってきている部分と、ジャービスが入っての連携の意識が薄れてきてしまっているので、そこはハイ・ロープレイをやろうと口酸っぱく言っています。彼らが出来れば、日本人選手の外のシュートも楽になると思うので。
(スコアもだんだん落ちてきている課題の中での修正どうやっていくのか)
ボールを皆でシェアをして、5人でシェアして、ボールを短い時間持って攻めたいというところがあるので、そこを磨いていって。鈴木選手が後半から出てきましたけれども、もうひとつのパターンとして、ドリブルで突破していく部分。縦の速い展開のバスケットと2種類できればという部分があります。40分間通してのパスゲームがなかなか難しくて。皆で呼吸をあわせるバスケットがそう簡単にできることではないので。11月は60点台のゲームが続いているんですが、やはり、パスのタイミングが合わない。意思疎通がとれない。そして、シュートの成功確率も悪いので、そこが上がってくれれば。
(序盤調子が良かった山下選手を後半使わなかった理由を)
相手選手の肘が入ってしまった部分で、痛さというか、引けてしまう部分があって、気持ちをもう少し強く持って欲しいと彼には話しをしたので、今日は変えるよ、という話をしました。
(求めているバスケットの今何%ぐらいできていますか)
半分くらいですね。あとはやはり、共通意識で出来ていない部分があるので、そこで話をしてというところですね。
(プロの世界は難しいと感じていますか)
プロの世界は高校生とは違うので。大人を相手にするところがあるので。そういった部分で、指導の仕方が全く違うなと思います。52試合有る中での、コンディショニング、チーム練習を組み立てる部分であったり、個人個人に関する部分でも、プレイタイムの調整、疲労を考えながら選手を使う部分であるとか。そういったところのバランスをとったりするところだと感じています。
○米澤翼:
(怪我をしてからの今日が復帰戦になりました)
そうですね。ここまで、3ヶ月という予定よりもちょっと早く復帰出来たということに関しては、周りのサポートしてくれた方々に感謝したいと思います。また、その間チームには迷惑をかけたので、申し訳ない気持ちも交差しながらでした。
(出場時間には制限がありますか)
プレイタイムを制限しながら徐々に伸ばしてやっていくという感じですね。
(今日の自信の出来はどうですか)
気持ちとしては、怪我してもこうやって、バスケットが出来るということに幸せなことだとおもいます。今日は早くバスケットボールがしたくて気持ちが高ぶっていました。反面こういう結果になってしまって、ショックが大きかったですけれど。また明日しっかりやっていきたいとおもいます。
(コートに入るきっかけとなる、名前を呼ばれた時考えていたことは)
今、はっきり言って(チーム)状況はよくない。自分がプレーでコートに入って引っ張っていくんだという気持ちをもってとという感じでした。うまく表現できなかったとおもいますが。
怪我しているんですが、コートに入ったら怪我を忘れるくらいのアグレッシブにディフェンスして、オフェンスして、集中していけば怪我もしないと思うので、また明日は今日以上にハッスルしてチームを鼓舞できればいいのではないかと思います。
(米澤選手が怪我で離れてチーム状況がよくありませんでしたが、その外からチームをみてどうでしたか)
外からチームを見ると、冷静に状況を見れるというのがあって、やっぱりバスケットの面でもバスケットボールじゃないところでも、お互いの意思疎通の面で共通理解出来ていないというところもあります。一つのターンオーバーしたら4つしたくらいの気持ちのダウンしたような感じに出てきている。ミスを恐れずに、ミスを確り自分が取り返す、それくらいの気持ちを一人一人がもつ。
尚且つ、コーチが表現したいバスケットと自分たちの個々の長所を活かしたバスケットを共有できるようなバスケットが出来れば、開幕の時の浜松戦のようなバスケットができるんじゃないのかなと思う。ですが、今は、それを見失いつつある。
それは、練習から凄くハードにやっていって、ひとつひとつ、問題を解決してクリアにしていかないといけないと思います。
(今日のアウトサイドのケア、ディフェンスの課題の部分について)
今シーズンはリバウンドが取れるという部分があるので、ボックスアウトをしっかりして、トランジションにもっていくバスケットをするというところができればいいです。ディフェンスをする上で、自分が何を求められているのか、自分が何をしないといけないのかというのが、一人一人はっきり見えてこないといけない。自分はこうしたいんだけれど、でも相手はこうしてほしいんだよ、という意見が結構多い。そこでぶつかっちゃう。
出来るだけクリアにしていくのが大事だと思いますね。今の状態のままなら、今の状態のままで終わるし、何かを変えていかないと。このままで終わりたくないです。
| 高松 | TEAM | 青森 |
| 20 | 1Q |
24 |
| 15 | 2Q | 18 |
| 13 | 3Q | 25 |
| 13 | 4Q | 17 |
| 61 | 合計 | 84 |
(高松: ケント 20得点 10リバウンド )
(青森: 北向 23得点 、 マーリー 16得点 、ジェシー・ペリー 11得点 10リバウンド )
※スタッツリーダーは速報による
(写真:山中大地 記事:大津将平 )



昨日の試合は
今までの負けの試合の中でもまだ
やろうとしてる事が見える試合だったと思います。
チームプレーを意識してることやディフェンスでマーリーとポールを抑えることの2点を重要視してることが見ててもわかった。
しかし、チームプレーに慣れてなくコミュニケーション不足や体力不足で
足が止まりミスになり速攻されてたと思います
チームプレーをする意識をこれからもずっとすると良い方向に向くのだろうと思うんですが
あのコーチでは戦略が…..
コーチ自身が強い気持ちを持って辞める考えを言って欲しいと思います