【ゲームレポート】試合終盤のデッドヒートも、高松掌の上の勝利をつかみ損ねる。(10月26日 高松ファイブアローズ)
ターキッシュエアラインズbjリーグ2015-2016 Regular season 第4節第2試合
高松ファイブアローズ81-92滋賀レイクスターズ
@高松市総合体育館 10月25日(日)
25日に行われた高松ファイブアローズ対滋賀レイクスターズの試合は、デッドヒートの末OTにもつれ込み、最後は突き放されて敗れた。
3連敗で貯金をすべて吐き出して勝率5割となった。
ケントは、足の故障が完治しないまま志願の出場。ゴール下が安定して滋賀を追い詰めた。
第4Q8分に56-64で8点差をつけられたが、そこから高松の反撃が始まった。
ケントのフリースロー1本、菊池のレイアップ、ジョンソンのフリースローで4点縮めると、楯が3Pを沈めて63-64。
そして、この日大車輪の活躍を見せていた鈴木が滋賀横尾からボールを奪ってケントのダンクへ繋ぐ。逆転!会場は一気に沸騰し、さらなるコールが滋賀を威圧する。
だが、滋賀もマブンガの3Pで再逆転、高松ジョンソンが2本のフリースローを決め、鈴木がミドルをねじ込んでさらに逆転。滋賀マブンガがまたしても3Pで再々々逆転。刻々と時間を消費しながら、両チームの高い集中力が試合を混沌とさせる。
滋賀、小林のフィールドゴールで3点差となったところでタイムアウト。
「ケントと波多野のところがミスマッチだったのでそこを突こうと」というハドルでの話通り、ローポストのケントへボールを入れ、ダブルチームでずれたマークを突いて鈴木がドライブ敢行。
バスケットカウントももらい、同点。ここで試合時間は残り1分を切る。
滋賀がフリースローで1点加点した次の攻撃で「チームが昨日のような負け方をしてすごく悔しかった」と昨日ベンチで見守るしかなかったケントのところを突く。そしてケントのフックシュートがきまり、また逆転。残り32秒。
滋賀マブンガが3Pを外す、残り19秒。
ファウルゲームに来た滋賀、フリースローをもらった鈴木が2本沈めて3点のリード、強豪滋賀を追い詰める。残り17秒。
滋賀岡田の3Pがそれる、残り9秒、オフェンスリバウンドをマブンガに奪われる残り6秒、滋賀ケジュアン=ジョンソンに渡る、3Pシュート、・・・ニノ=ジョンソン痛恨のファウル・・・。
高松ブースターの祈りもむなしく3本を沈められ同点。延長となった。
あと17秒、3点未満に収めれば勝てた。あと1歩で勝利を掴むことはできなかった。
延長で立て直してきた滋賀に対して、ガス欠となった高松は精彩を欠き、最後は11点差がついた。
最後はワンプレーの重み。伊藤コーチが「安定したメンタルが重要」と言うように、ここぞというところで最大限の集中力を発揮する、強いチームの選手には必須のメンタリティーがまだ高松の選手には足りない。
この悔しさが次同じようなシチュエーションになったとき、活きることを期待する。
次節は、10月31日19時、11月1日17時ティップオフ、ホーム善通寺市民体育館で行われるバンビシャス奈良戦となる。
連勝して勝率5割を超えて行きたい。
〇伊藤コーチ
負けてしまったので悔しい。昨日の大敗をどうチームとして立て直すかというところで、安定したメンタルが重要とチームに伝えた。
延長で負けてはしまったが、最後まで粘れた。
ケントは志願して、ゲームに出たが、やはりチームの精神的な柱としているといないのとでは大きく違う。
ウィリアムズは謙虚に一生懸命やっているがサイズが小さく、(高田や菊池を使うなど)ディフェンスのローテーションがまだうまく機能していない。その不安があるので最後は出場させなかった。
岡田が入りだすと滋賀は乗ってくるので、菊池につかせてしっかり守れたところはある。
昨日の負けを受けて、今日は負けはしたが、まぐれではない。選手たちはまだまだ成長していける。
〇ニノ=ジョンソン
昨日に比べていい試合ができたが、終盤、細かいところで出たミスをしっかり修正して次に挑みたい。ケントは経験豊富な選手でチームのかなめ。彼がいることは非常に大きい。
今日はもっと滋賀のプレーを分析したり、チームのプレーを良くすればもうちょっと戦えたと思う。そこは残念だ。
〇ケント選手
チームが昨日のような負け方をしてすごく悔しかったし、チームの勝利に貢献したいとコーチに伝えた。第4Q最後は、鈴木からボールを回すといってくれていたので来たら決めるという気持ちだった。
〇鈴木選手
今日は少しはチームに貢献できたかなと、負けたらしょうがないんですが。僕はケントのところを使って攻めていこうといい、実際にそこにボールを集めていきました。
最後のディフェンスはマブンガが前半は当たってなかったんですけれど、後半しっかり決めてきたんで、そこをケアしようとしたんですが、(ケジュアン=ジョンソン)が空いて。
選手のコミュニケーションがもっとできていれば。
| 高松 | TEAM | 滋賀 |
| 19 | 1Q |
14 |
| 18 | 2Q | 22 |
| 17 | 3Q | 22 |
| 22 | 4Q | 18 |
| 5 | OT | 16 |
| 81 | 合計 | 92 |
(高松:ジョンソン 19得点 16リバウンド 7ブロック、鈴木 17得点 4アシスト、ウィリアムズ 14得点7リバウンド )
(滋賀:マブンガ 27得点 20リバウンド、ジョンソン 23得点 7アシスト 6リバウンド )
(記事:上溝 真司)


フリースローが勝負の分かれ目でした。滋賀のジョンソン選手は、最後の3本を確実に決めました。山下選手は今回の悔しさを今後の糧にして欲しいですね。
あと1本、何かが決まれば!第1戦のような試合は今後も起きる可能性はあります(がホームではやらないでほしい)。ただ、ファイトする姿勢は今年一番面白いと感じるところ。更なる成長に期待!ですね。